ワインレッドの色落ち過程|1週間・2週間・1か月後をブリーチあり・なしで美容師が解説

Wine red — how it fades

ワインレッドの色落ち過程は、ブリーチあり・なしで大きく変わります。赤系はもともと色持ちが良いほうですが、土台が明るいほど退色でオレンジや黄みが出やすくなります。この記事では、ワインレッドの色落ち過程を1週間・2週間・1か月後の時系列で、ブリーチあり・なしに分けて美容師が解説します。

この記事でわかること(結論)

赤系のワインレッドは、寒色(アッシュ)にくらべて色持ちがよく、退色も比較的穏やかです。ただし落ち方は土台しだい。ブリーチなしは暗めの赤みブラウンへ自然に、ブリーチありは鮮やか→ピンク→オレンジ寄りへと変化します。

きれいに保つ鍵は、ピンク・レッド系のカラーシャンプーとやさしい洗浄、そして退色後を見越した色設計。抜けた後まで考えて染めると、色落ちも楽しめます。

監修:米山 拓弥(伊勢崎の美容室 only. 代表 / スタイリスト)

美容師歴12年・累計1万5,000人以上の施術実績。薬剤選定から退色後の見え方まで見据えたカラー設計を得意とし、群馬県内外から来店。

「せっかくワインレッドにしたのに、どんなふうに色落ちするのか不安」——そう感じていませんか。

赤系は色落ちすると汚くなるという声もあれば、きれいに抜けるという声もあり、情報がバラバラ。ブリーチをしたかどうかで違うらしいけれど、実際どう変わるのか分かりにくいですよね。

でも安心してください。それはあなたの染め方や勘違いのせいではありません。ワインレッドの色落ちは、土台(ブリーチの有無)で変化のしかたが決まっているだけなのです。

この記事では、ワインレッドの色落ち過程を1週間・2週間・1か月後の時系列で、ブリーチあり・なしに分けて具体的に解説します。順番に見ていきましょう。

The basicsワインレッドの色落ち過程の基本

ワインレッドは赤紫系の暖色で、寒色より色持ちがよく、退色も穏やかです。ただし、退色の「行き先」は土台で決まります。暗い土台なら赤みブラウンへ落ち着き、明るい土台なら赤が抜けてオレンジ・黄みが出やすくなります。

髪の色落ちは、入れた染料が抜けて、土台の色(地毛のメラニンやブリーチ後の黄み)が表に出てくる現象です。赤の色素は比較的分子が大きく抜けにくいため、ワインレッドは寒色系より色持ちが良い傾向にあります。

だからこそ、「どこまで明るくしたか(ブリーチしたか)」で、抜けた後に見える色が変わります。ここを理解すると、色落ちに慌てずに済みます。

※ 色落ちの見え方や期間は、髪質・履歴・薬剤・ケアによって個人差があります。ここでの時系列は一般的な目安です。

No bleachブリーチなしワインレッドの色落ち過程

ブリーチなしのワインレッドは、深みのある赤 → 赤みブラウン → 暗めのブラウンへと、自然に落ち着いて色落ちします。派手さは早めに落ちますが、汚く見えにくく、オフィスでも扱いやすいのが特徴です。

染めた直後〜3日目

深く上品なワインレッド。暗めの土台に赤をのせるため、落ち着いた発色で、光に当たると赤紫が透けます。最初の48時間のケアが色持ちを左右します。

1週間後

赤の鮮やかさがやや落ち着き、深い赤みブラウンに。まだワインレッドらしさは残り、こなれた印象になります。

2週間後

赤みブラウン寄りに。派手さは抜け、赤みを含んだ落ち着いた髪色に。暗めなので色落ちが目立ちにくいのが利点です。

1か月後

暗めのブラウンに近づき、ほんのり赤みが残る程度に。地毛に近い自然な状態へ。次のカラーを検討する時期です。

ブリーチなしは「派手さは短め・自然さは長持ち」。赤みを長く楽しみたい場合は、ピンク・レッド系のカラーシャンプーで補うと、赤みの期間を延ばせます。

With bleachブリーチありワインレッドの色落ち過程

ブリーチありのワインレッドは、鮮やかな赤 → ピンクレッド → コーラル・オレンジ寄りへと明るく退色します。発色は美しい反面、土台の黄み・オレンジが出やすく、抜けきると金髪+赤残りになりやすい点に注意が必要です。

染めた直後〜3日目

鮮やかで深みのあるワインレッド。明るい土台にのせるため発色が高く、透明感のある赤に。色素が抜けやすい時期なので、最初の48時間は特に丁寧なケアを。

1週間後

赤が少し抜けて、ピンクレッド〜ローズ系に。この段階も可愛らしく、あえてここを楽しむ人も多いです。

2週間後

さらに抜けてコーラルピンク〜オレンジピンクへ。土台の黄み・オレンジが出始め、明るさが増して見えます。

1か月後

赤みがほぼ抜け、オレンジ〜黄みの明るい状態に。ハイトーンほどこの傾向が強く出ます。ここで色を入れ直すか、次の計画を立てる時期です。

ブリーチありは「鮮やかさと変化を楽しめる反面、オレンジ化しやすい」。オレンジっぽさを抑えたいなら、レッド・ピンクシャンプーでの補色や、早めの色の入れ直しが有効です。

Careワインレッドをきれいに保つ色落ちケア

赤系を長く楽しむ鍵は、ピンク・レッド系のカラーシャンプー、やさしい洗浄、最初の48時間、熱と紫外線の対策です。赤は黄ばみ用のムラサキではなく、赤みを補う色のシャンプーで補色するのがポイントです。

  • 染めた当日は洗わない、翌日以降もぬるま湯でやさしく(最初の48時間が重要)
  • アミノ酸系などの低刺激シャンプーで、色落ちをゆるやかに
  • 赤みを補うならピンク・レッド系カラーシャンプー(黄ばみ対策のムラサキとは用途が違う)
  • 高温のアイロン・ドライヤー、直射日光は退色を早めるので避ける

「抜けた後」まで見越して染めるのが一番の近道

色落ちの不満は、退色後を計算した色設計で大きく減らせます。オレンジ化を避けたいなら赤紫を強めに、暗めに入れて派手さの寿命を延ばすなど、プロは抜けた後まで見越して薬剤を選びます。なりたい色と「避けたい色落ち」を伝えるのが失敗回避のコツです。

Q & Aワインレッドの色落ち・よくある質問

ワインレッドは何日くらいで色落ちしますか?

赤系は色持ちがよく、1週間で少し落ち着き、2〜4週間かけてゆるやかに退色します。ブリーチなしは暗めのブラウンへ、ブリーチありはオレンジ寄りへと変化します。ケア次第で赤みの期間を延ばせます。

ワインレッドの色落ちは汚くなりますか?

ブリーチなしなら赤みブラウンへ自然に落ち、汚く見えにくいです。ブリーチありは抜けるとオレンジ・黄みが出て気になる場合も。レッド・ピンクシャンプーで補色し、抜けた後を見越して染めると回避できます。

ワインレッドの色持ちを良くするシャンプーは?

赤みを補うピンク・レッド系のカラーシャンプーが向いています。黄ばみ対策のムラサキシャンプーは赤には不向きです。あわせてアミノ酸系のやさしい洗浄と、熱・紫外線対策を続けると長持ちします。

Summaryこの記事のまとめ

  • ワインレッドは赤系で色持ちがよく、退色も比較的穏やか
  • ブリーチなしは深い赤→赤みブラウン→暗めブラウンへ自然に落ちる
  • ブリーチありは鮮やかな赤→ピンク→オレンジ寄りへ明るく退色
  • ケアはピンク・レッド系シャンプー+やさしい洗浄+48時間+熱UV対策
  • 不満を減らす鍵は抜けた後まで見越した色設計

次に取るべき行動はシンプルです。なりたいワインレッドと、避けたい色落ち(オレンジ化など)を伝えて、ブリーチの有無を含めて相談すること。それだけで、色落ちまで楽しめる仕上がりに近づきます。

「色落ちが不安で赤に踏み切れない」——その状態こそ、プロに相談する価値があります。髪の状態を見てもらえば、最適な入れ方が見えてきます。

もしここまで読んで、
“自分の髪でワインレッドは、どんな色落ちになるんだろう”と感じたなら、
一度プロに相談しながら整えてみるだけでも、
色落ちまで楽しめる理想の髪色への近道になります。

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