ブリーチなしダブルカラーの色落ちはどうなる?赤み・明るさ・持ちを美容師が解説

ブリーチなしダブルカラーの色落ちはどうなる?赤み・明るさ・持ちを美容師が解説
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ブリーチなしダブルカラーの色落ちはどうなる?
赤み・明るさ・持ちを美容師が解説

この記事でわかること
ブリーチなしダブルカラーの色落ちプロセス / 赤みが出る理由と対策 / 色持ちを左右する要素 / 失敗しない薬剤・施術の選び方
監修:米山 拓弥(ONLY. 代表) 美容師歴12年・累計1万5,000人以上の施術実績。群馬県伊勢崎市にてカラー・髪質改善専門サロン「ONLY.」を運営。

「ブリーチなしでダブルカラーにしたのに、すぐ赤みが出てきた」
「1カ月も経たないうちに、思ったより暗くなってしまった」

そんな経験があるなら、あなたは何も間違っていません。ブリーチなしダブルカラーの色落ちには、施術前から予測できる流れがあるからです。

この記事では、美容師歴12年・1万5,000人以上の施術経験をもとに、ブリーチなしダブルカラーの色落ちが実際にどう進むか、赤みが出る本当の理由、そして色持ちを変えるために何が重要かを丁寧に解説します。読み終えた後、あなたは「次のカラーで何を伝えるべきか」がクリアになるはずです。

ブリーチなしダブルカラーとは何か——通常カラーとの違い

ブリーチなしダブルカラーとは、1回目のカラーで髪を明るくし、2回目のカラーで色を入れる2段階施術のことです。ブリーチを使わないため、ダメージを抑えながら透明感のある発色を目指せる施術として人気があります。

通常のワンカラーと何が違うのか——シンプルに言えば、「土台を整えてから色を乗せる」点です。1回だけの染色では日本人特有の赤みや黄みが残りやすく、仕上がりの色味がくすんで見えることがあります。2回に分けることで、色の純度と透明感が上がります。

ブリーチありとブリーチなし、何が違うか

ブリーチなしダブルカラー
  • ダメージが比較的少ない
  • 自然な明るさと透明感
  • 赤みが残りやすい
  • 色落ち後も落ち着きやすい
  • 毎月のカラーが続けやすい
ブリーチありダブルカラー
  • ダメージが大きい
  • ハイトーン・ビビッドな発色
  • 赤みを完全に除去できる
  • 色落ちが速く黄みが出やすい
  • 施術回数の管理が必要

ブリーチなしダブルカラーは、ダメージと発色のバランスをとった現実的な選択肢です。ただし、色落ちの特性はブリーチありとまったく異なります。この違いを知っておくことが、失敗しないための第一歩です。

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ブリーチなしダブルカラーの色落ち——時系列で何が起きるか

ブリーチなしダブルカラーの色落ちは、施術直後から約4〜6週間かけて段階的に進みます。最大のポイントは「赤みが出るタイミング」と「最終的にどんな色に落ち着くか」の2点です。

施術直後
〜1週間
最も発色が良い状態。希望に近い色味が楽しめる。シャンプーのたびに色素が少量ずつ流出しはじめる。
1〜2週間
表面の色素(特にアッシュ・マット系)が抜け始め、赤みや黄みが顔を出してくる時期。透明感が薄れてくる。
2〜4週間
日本人の髪が本来持つ赤みが前面に出やすくなる。暖色系は比較的落ち着くが、寒色系(アッシュ・グレー)は赤みが目立ちやすい。
4〜6週間
色がほぼ落ちた状態。ブリーチなしのため、地毛に近い暗さ・赤みに戻りやすい。根元との境界も目立ち始める。

赤みが出る本当の理由

日本人の地毛は、メラニン色素の影響で本来赤〜橙みを持っています。ブリーチを使えばこの赤みごと脱色できますが、ブリーチなしダブルカラーでは完全な除去は難しく、色素が落ちるにつれて赤みが表面化してきます。

これは施術が失敗したわけではなく、ブリーチなしカラーの構造上の特性です。事前にこの流れを知っておくことで、色落ち後の見え方を含めた施術設計が可能になります。

よくある失敗:「色が全然持たない」と感じるケース
ブリーチなしでアッシュやグレーなどの寒色系を選んだ場合、1〜2週間で色が抜け、赤みが目立ちやすくなります。施術前に「色落ち後の色味」まで含めて相談できる美容師を選ぶことが、後悔を防ぐ最重要ポイントです。

色の種類別:色落ち後の見え方の違い

カラーの種類 色落ちの速さ 色落ち後の見え方
アッシュ系(グレー・モカ) 速い 赤みが強く出やすい
マット系(カーキ・オリーブ) やや速い 黄みが出てくる
ベージュ・ナチュラル系 比較的遅い 落ち着いたブラウンに近づく
ピンク・バイオレット系 速い 色味が薄くなりブラウン傾向に
ダークブラウン・暗め 遅い 自然なブラウンを保ちやすい
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色持ちを左右する5つの要素——美容師が実務から伝えること

ブリーチなしダブルカラーの色持ちは、施術後のケアと施術の質の両方で決まります。「すぐ色が落ちる」と感じている方の多くは、このどちらかに課題があります。

① 使用するカラー剤のクオリティ

市場には多くのカラー剤がありますが、ダメージの少なさ・発色・色持ち・退色後の色味はメーカーと処方によって大きく異なります。ONLY.では12年間にわたり市場に出ている主要なカラー剤をほぼ網羅して検証してきました。

たとえば、良いカラー剤は退色していく過程も美しく設計されています。「色が落ちた状態で生活する時間の方がはるかに長い」という現実をふまえると、施術直後だけでなく色落ち後の見え方まで考えた薬剤選定が重要です。

実務からの視点

他店では良いカラー剤に追加料金が発生するケースや、水で薄めて使うサロンも存在します。ONLY.では材料へのこだわりが価格に反映されていますが、その分「1回の仕上がりと色持ち」で結果が出るよう設計しています。

② シャンプーの方法と頻度

カラー後の色落ちの最大の原因のひとつが、毎日のシャンプーです。髪が濡れるとキューティクルが開き、内部の色素が流れ出します。カラー専用のシャンプーを使い、洗浄力の強い市販シャンプーは避けるだけでも持ちは変わります。

  • カラーシャンプー(色素補給できるカラーシャンプー)の活用が特に有効
  • シャンプー後はすぐ乾かす(濡れた状態が長いほど退色が進む)
  • 洗いすぎに注意。毎日洗う場合は低刺激タイプを選ぶ

③ 紫外線・熱のダメージ

紫外線と高温は、カラーの退色を著しく速めます。特に夏場の外出やヘアアイロンの高温使用は色落ちの大きな要因です。UVカットスプレーの使用・アイロン温度の見直しを習慣にするだけで色持ちが変わります。

④ トリートメントによる内部補修

髪の内部がスカスカな状態だと、色素が定着しにくく退色が早まります。カラー後のトリートメントは「見た目のツヤ」だけでなく、色素の保持環境を整える役割も果たします。ホームケアとサロンケアの組み合わせが理想です。

⑤ 次のカラーまでの期間設計

「色が落ちてから染める」ではなく、色が落ちる前に補色・上乗せする設計の方が、長期的に美しい状態を保ちやすくなります。ブリーチなしダブルカラーは、4〜6週間ごとのメンテナンスが理想的なペースです。

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色落ちで後悔しないために——施術前に確認すべき3つのこと

ブリーチなしダブルカラーで「思ったと違う」「すぐ赤みが出た」という後悔の多くは、施術前のカウンセリング不足から生まれています。仕上がり直後だけでなく、色落ち後の状態まで共有できているかどうかが分岐点です。

確認ポイント① 「色落ち後の色」まで話しているか

施術前に「施術直後の色」だけを伝えるのでは不十分です。美容師に「4週間後にはどんな色になりますか?」と聞いてみてください。具体的に答えられる美容師は、退色設計まで考えて薬剤を選んでいます。

確認ポイント② 自分の髪の履歴を正確に伝えているか

過去の施術履歴(黒染め・セルフカラー・縮毛矯正など)は、色の入り方と落ち方に直接影響します。「言いにくい」と思って黙っていると、美容師が最適な薬剤を選べず、結果として色持ちが悪くなります。

ONLY.のカウンセリングでは——来店時に髪の履歴・現状・ご要望を丁寧にヒアリングしたうえで、「今の状態で最善な形」をご提案しています。累計1万5,000人以上の施術データをもとに、あなたの髪質・骨格・ライフスタイルに合わせた色落ち設計も含めてご相談いただけます。

確認ポイント③ ホームケアのアドバイスをもらっているか

色持ちの半分は施術後のケアで決まります。使うシャンプーの種類・乾かし方・アイロンの温度設定など、日常のルーティンに合ったアドバイスをしてくれる美容師かどうかも、選ぶ基準のひとつです。

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よくある質問

Q ブリーチなしダブルカラーはどのくらいで色落ちしますか?

一般的に施術後2〜4週間が最も色落ちが顕著な時期です。アッシュやグレーなどの寒色系は1〜2週間で赤みが出始め、4〜6週間でほぼ元の髪色に戻ります。ベージュ・ダークブラウン系は比較的持ちが良く、4〜8週間ほど楽しめるケースもあります。ただし、使用する薬剤の質・ホームケア・紫外線など個人差が大きいため、施術前に色落ち後の見え方まで確認しておくことをおすすめします。

Q 色落ちで赤みが出るのは失敗ですか?

施術の失敗ではありません。日本人の髪は本来赤〜橙みのメラニンを持っており、ブリーチなしでは完全に取り除けないため、色が落ちると赤みが表面化します。これはブリーチなしカラーの構造上の特性です。ただし、赤みが出にくい色設計や、退色後も美しく見える薬剤選定は可能です。「赤みが気になる」と事前に伝えることで、対策できる技術者に依頼することが重要です。

Q ブリーチなしダブルカラーの色落ちを遅くする方法は?

最も効果的な対策は以下の3点です。①カラーシャンプー(ムラシャン・シルバーシャンプーなど)を使い色素を補給する。②シャンプー後すぐ乾かし、濡れた状態を長時間放置しない。③紫外線対策としてUVカットスプレーを使用し、アイロンの温度を下げる。加えて、施術時に質の良い薬剤を使用しているかどうかも色持ちに直結します。サロンでホームケアのアドバイスをもらうことも、長持ちさせるための重要なステップです。


この記事のまとめ
  • ブリーチなしダブルカラーの色落ちは2〜6週間かけて段階的に進む
  • 赤みが出るのは失敗ではなく、ブリーチなしカラーの構造上の特性
  • アッシュ・グレーなど寒色系は色落ちが速く、退色後に赤みが出やすい
  • 色持ちは「薬剤の質」「ホームケア」「紫外線対策」の3つで大きく変わる
  • 施術前に「色落ち後の色」まで確認・共有できる美容師を選ぶことが最重要
  • カウンセリングで髪の履歴を正直に伝えることが、最善の仕上がりへの近道
ONLY. | 群馬県伊勢崎市
「色落ちした後の色」まで含めて、
一緒に設計してみませんか。

ブリーチなしダブルカラーの仕上がりと色持ちは、薬剤選定・施術技術・ホームケアの3つで変わります。
「他店で色落ちが早かった」「赤みが気になる」——そんなお悩みがあれば、まずカウンセリングで現在の髪の状態を一緒に確認させてください。
伊勢崎・前橋・高崎など群馬県内外から来店いただいています。

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