メンズ向けヘアグリースおすすめ7選|軟毛・剛毛・パーマ別に美容師が比較

メンズ向けヘアグリースおすすめ7選|軟毛・剛毛・パーマ別に美容師が比較

MEN’S STYLING GUIDE

メンズ向けヘアグリースおすすめ7選|軟毛・剛毛・パーマ別に美容師が比較

この記事の結論

メンズのヘアグリースおすすめは、人気ランキングの順位ではなく「自分の髪質に合うか」で選ぶのが正解です。同じ商品でも、軟毛と剛毛では仕上がりが真逆になります。

  • 軟毛・細毛・直毛水性で軽いソフトタイプ。つけすぎるとぺたんこになるので量が命
  • 剛毛・くせ毛・多毛油分多めの強ホールドタイプ。広がりを抑えてまとまる
  • パーマ・毛流れ重視固まりすぎない軽いウェット系。動きと濡れ感を両立

「口コミで人気のグリースを買ったのに、ベタつくだけ」「夕方には崩れてしまう」——あなたも一度は、そんな失敗をしたことがあるかもしれません。

先に言っておくと、それはあなたのセット技術やセンスの問題ではありません。多くの場合、選んだグリースのタイプが、あなたの髪質に合っていないだけです。グリースは髪質との相性で仕上がりが大きく変わる整髪料なので、そこさえ合えば悩みはほぼ解決します。

この記事では、メンズのヘアグリースおすすめ7選を、軟毛・剛毛・パーマという髪質別に整理して比較します。選び方の判断軸から、買った後に差がつく使い方まで、美容師視点でわかりやすくまとめました。読み終えるころには、あなたが次に買うべき1本がはっきり見えているはずです。

HOW TO CHOOSE — 選び方

失敗しないメンズ ヘアグリースの選び方

グリース選びで見るべきは、ランキングの順位ではなく「髪質 × セット力 × ツヤ × 落としやすさ」の4点です。特に髪質との相性が、仕上がりの9割を決めます。

ヘアグリースとは、油分や水分でツヤと濡れ感を出し、毛流れを整えるスタイリング剤です。ワックスがロウで束感と動きを作るのに対し、グリースはツヤとキープ力に強いのが特徴です。両者の違いを先に整理しておくと選びやすくなるので、迷っている方はヘアグリースとワックスの違いを図解で解説した記事もあわせてご覧ください。

髪質で「水性・ソフト」か「油性・ハード」かを決める

グリース選びの土台は、水分が多いソフトタイプか、油分が多いハードタイプかの見極めです。水分の多いソフトタイプは、へたりやすい軟毛や直毛にボリュームを与え、ふんわり仕上がります。油分の多いハードタイプは、広がりやすい剛毛やくせ毛のボリュームを抑え、まとまりを作ります。

つまり、軟毛の人が強い油性グリースを使うとベタッと潰れ、剛毛の人が軽い水性グリースを使うと夕方には広がってしまう。ここが、多くの失敗の正体です。

「落としやすさ」と頭皮への負担も見ておく

意外と見落とされるのが、シャンプーでの落としやすさです。水溶性グリースは比較的落としやすく、油性グリースはしっかり洗わないと残りやすい傾向があります。グリースは「使うこと」より「残ること」がトラブルの原因になりやすいので、毎日使う人ほど落としやすさは重要です。頭皮への影響が気になる方は、グリースは髪に悪い?頭皮ケアと正しい落とし方を解説した記事も確認しておくと安心です。

ツヤの強さ(濡れ感)で印象をコントロールする

同じグリースでも、ツヤの強さで印象は大きく変わります。強いツヤ・濡れ感はきちんと感や色気が出て、七三やオールバックなど大人っぽいスタイルに向きます。一方で控えめなツヤは自然で抜け感があり、ビジネスやカジュアルにもなじみます。あなたが「どんな印象に見せたいか」を先に決めておくと、セット力だけでなくツヤの強さでも商品を絞り込めます。ここを曖昧にしたまま人気商品を買うと、機能は良くても印象が想像と違う、というズレが起きやすくなります。

RANKING — おすすめ7選

【髪質別】メンズ ヘアグリースおすすめ7選

迷ったら、まずは水溶性で扱いやすい定番から。ここでは軟毛・剛毛・パーマの髪質別に、タイプの異なる7本を比較します。自分の髪質のグループから選べば、大きく外しません。

選ぶ前に、あなたの髪質を思い浮かべてください。ペタッとしやすい・細い・柔らかいなら軟毛グループ、硬い・太い・広がりやすい・うねるなら剛毛グループ、パーマや強いクセを活かしたいならパーマグループが起点になります。どのグループに近いかが決まれば、あとはその中でツヤの強さや扱いやすさで1本に絞るだけです。

※ 下記の「セット力・ツヤ・扱いやすさ」は、各グリースのタイプから見た相対的な目安です。実際の仕上がりは髪質・毛量・使用量によって変わります。

軟毛・細毛・直毛向け|軽くてぺたんこになりにくい

01
軟毛向け

クールグリース G♭(フラット)

阪本高生堂

定番クールグリースのソフトタイプ。ツヤを抑えたマット寄りの質感で、軽く動かせるため、ボリュームを残したい軟毛・細毛と好相性です。「ウェットすぎるのは苦手」という方の入門にも向きます。

セット力
ツヤ感
扱いやすさ
02
軟毛向け

N. オム アクアグリース

ナプラ(napla)

サロン系ブランドの水性グリース。自然なツヤと束感が出しやすく、固まりすぎないため初心者でも失敗しにくい1本です。ほどよい香りも人気で、軽さを保ちつつ毛流れを整えたい軟毛〜普通毛におすすめです。

セット力
ツヤ感
扱いやすさ
03
定番・万能

クールグリース G

阪本高生堂

水溶性グリースの大定番。しっかりしたツヤとキープ力があり、七三やオールバックにも対応する万能タイプです。水性で落としやすいのも魅力。軟毛の方は量を控えめにすれば潰れにくく、迷ったら最初に選びたい1本です。使いこなしのコツはクールグリースの使い方と合う髪型を解説した記事で詳しく紹介しています。

セット力
ツヤ感
扱いやすさ

剛毛・くせ毛・多毛向け|広がりを抑えてかっちり決める

04
剛毛向け

クックグリース

阪本高生堂

油性寄りで強力なホールド力を持つ、剛毛・多毛のためのグリース。硬い髪やうねりをしっかり押さえ込み、オールバックやポンパドールをかっちり固定できます。強力な分、落とすときは丁寧なシャンプーが必要です。

セット力
ツヤ感
扱いやすさ
05
剛毛向け

ヘアグリース

柳屋本店

1615年創業の老舗による、クラシックなツヤ感のグリース。ワックスとジェルの中間のような質感で、七三分けやオールバックをビシッと決めたい人に向きます。落ち着いたツヤで、フォーマルな場面にもなじむ大人の1本です。

セット力
ツヤ感
扱いやすさ

パーマ・毛流れ重視向け|動きと濡れ感を活かす

06
パーマ向け

ピース ウェットオイルグリース

アリミノ(ARIMINO)

オイルを含んだ軽めのグリースで、固まりすぎずに濡れ感と動きを出せます。カチッと固めるより、パーマやくせ毛の毛流れを活かしたい人に最適。軽い質感なので、かっちりが苦手な方にも扱いやすい仕上がりです。

セット力
ツヤ感
扱いやすさ
07
パーマ向け

バーバーグリース H

ヒロ銀座

グリースとワックスの中間のような、ぬれ髪をつくれるサロン系アイテム。大容量でコスパもよく、パーマスタイルのウェットな束感づくりに向きます。ツヤを出しつつ動きも残せるため、毛流れを見せるミディアムにも好相性です。

セット力
ツヤ感
扱いやすさ

HOW TO USE — 使いこなし

買った後に差がつく、グリースの使い方

同じグリースでも、仕上がりは「量・つける順番・髪の濡れ具合」で大きく変わります。商品選びと同じくらい、この3つの設計が大切です。

「どれを選んでもしっくりこない」という人ほど、商品ではなく使い方の設計でつまずいていることが多いです。特にグリースは少量で強く効くので、量の調整が仕上がりを左右します。

量は少なめ・後ろからつける

最初から多く取らず、10円玉ほどの少量を手のひら全体に伸ばし、前髪ではなく後頭部からなじませるのが基本です。足りなければ少しずつ足す——この順番だけで、ベタつきと潰れをかなり防げます。量とタイミングの具体的な目安は、ヘアグリースの使い方をメンズ向けに解説した記事で髪質別に紹介しています。

濡れ感は「乾く少し手前」で決まる

自然な濡れ感を出したいなら、完全に乾いた髪より、少し湿り気が残った状態でつけるのがコツです。ただし濡れすぎているとセット力が落ち、時間が経つと崩れやすくなります。7〜8割乾いた髪がちょうどよい目安です。

夕方までキープしたいなら、つける前の乾かし方も重要です。剛毛や広がりやすい髪は、ドライヤーで根元のボリュームを抑えてからグリースをつけると、崩れにくくなります。逆に軟毛は、根元を立ち上げるように乾かしてからつけると、ぺたんこを防げます。スタイリングの土台は、実はグリースを手に取る前に決まっているのです。

物足りない・重すぎるときはワックスと調整

「ツヤは欲しいけれど重い」「もう少し束感が欲しい」というときは、ワックスと混ぜて質感を調整する方法もあります。混ぜる比率と順番を間違えると中途半端になるため、グリースとワックスは混ぜてもいいのかを解説した記事で基準を確認してから試すのがおすすめです。仕上がりの方向性に迷ったら、ONLY.のスタイルギャラリーでグリース系・ワックス系それぞれの実例を見比べてみてください。

Q&A — よくある質問

メンズ ヘアグリースのよくある質問

Q軟毛でグリースを使うとぺたんこになります。どう選べばいい?
A

油分の多いハードタイプではなく、水性のソフトタイプを選び、量を10円玉以下に抑えるのが基本です。全体につけず、毛先やサイドのまとまりを整える程度にすると、トップの立ち上がりを保てます。今回の7選ではNo.1・No.2が軟毛向けです。

Q剛毛で夕方には広がってしまいます。おすすめのグリースは?
A

油分が多く、ホールド力の強いタイプが向いています。広がりやうねりを押さえ込み、まとまりが長持ちします。今回のNo.4・No.5のような強めのグリースが目安です。乾かし方でボリュームを抑えてからつけると、さらに崩れにくくなります。

Qグリースは毎日使っても髪や頭皮に悪くないですか?
A

使うこと自体は問題ありませんが、つけすぎと洗い残しは避けてください。頭皮に多くつけたり、落とし方が雑なまま重ねたりすると、においやかゆみの原因になります。適量を守り、しっかり洗い流せば、毎日でも過度に心配する必要はありません。

SUMMARY — まとめ

グリースは「髪質に合う1本」を選べば失敗しない

メンズのヘアグリース選びは、ランキングの順位ではなく、あなたの髪質に合うタイプを選ぶことが何より大切です。要点を整理します。

  • 軟毛・細毛は水性ソフト、剛毛・多毛は油性ハード、パーマは軽いウェット系
  • 見るべきは「髪質 × セット力 × ツヤ × 落としやすさ」の4点
  • 迷ったら水溶性の定番から。軟毛は量を控えめにすれば失敗しにくい
  • 仕上がりは商品より「量・順番・濡れ具合」で決まる

次にあなたが取るべき一歩は、髪質グループから1本を選び、少量から試すこと。それでもしっくりこないなら、それは商品ではなく、あなたの髪質やクセに合わせた設計が足りていないだけです。うまくいかなかったのは、努力不足ではなく設計の問題だっただけなので、安心してください。

ONLY

米山 拓弥 | ONLY. 代表・スタイリスト
美容師歴12年・累計1万5,000人以上の施術実績。群馬県伊勢崎市にてカラー・髪質改善専門サロン「ONLY.」を運営。髪質・骨格・顔立ち・過去の施術履歴まで見極め、一人ひとりに合った最善のスタイルとスタイリングを提案しています。

ONLY. ISESAKI

“自分にはどのスタイリングが合うんだろう”と感じたら

ここまで読んで、自分の髪質やクセに合うグリース・スタイルが気になったなら、
一度プロに相談しながら整えてみるだけでも、理想の髪への近道になります。

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